お知らせ・レポート
前のページへ戻る
「利用者調査レポート・皆さんの声よりNo.02」
ブランコ
〜多様な子どものお母さん、肢体障害者、視覚障害者、盲・聾学校の先生の声〜


<危険防止(柵・エリア編)>
○子どもが誤って近づかないよう、ブランコの周囲は柵などでガードを。
・子どもは順番待ちをしようとしてブランコの後ろを通ることもある。前だけでなく後ろにも柵を。

・聴覚に障害のある子どもは、背後で大きくこいでいるブランコの音に気付かず、不意にぶつかってしまうこともあるので、柵は大切。

・幼児を含めた一部の子どもは「柵=進入禁止」と認識することが難しく、下を潜り抜けてしまう場合も。簡単な柵だけよりも、ネットなどで囲ってある方が安全。

○ブランコエリアと他のエリアでは、地面の色分けや舗装材の使い分けを。
・弱視など視覚に障害のある子どもは、ブランコと同様、柵自体にぶつかる怖さがある。柵が低い位置にあったり、柵の色が地面と似ていたりする場合は特に見えにくい。

・柵を設けると同時に、ブランコエリアとその他のエリアで地面を明確に色分けするとよい。あるいは木チップの地面と土の地面など、エリアによって舗装材を使い分けると、全盲の子どもや親も足から伝わる感触の違いで場所を認識できる。

<危険防止(ブランコ・素材編)>
○ブランコの鎖の部分に工夫を。
・子どもが鎖の穴に指を入れて握っていることがある。ブランコをこいでいるうちに指を痛めたり、鎖の連結部分で手のひらをはさんだりしてしまう。

・鎖の部分は、錆びにくく、冬に触っても冷たくない素材がよい。

○ブランコから転落することもあるので、下は少し柔らかい地面にしてほしい。

○ゴム製の軽いブランコに。
・一般的な板状のブランコだと、ブランコ自体が子どもの額などに当たってけがをすることがある。外国でよく見かけるゴム製のブランコだと、子どもにぶつかっても危険度が低い。(ブランコの上に立ってこぐことは出来ないらしいが。)

<こんなブランコを!>
★背もたれのある椅子型ブランコを。
・小さな子どもも安心して乗れる。親が後ろから押す場合も、やっとバランスをとっている子どもの背中を押すより、背もたれを押す方が安全。

・自分で体幹を十分に支えられない肢体障害の子どもも、椅子型のブランコ(安全ベルトがついているとなおよい)であれば一人で乗れる。

・やや大きな椅子型ブランコなら、大人が幼い子どもや孫を抱いた状態で乗ることもできる。

★ブランコに選択肢を。
・小さな子どもが一人で乗れるよう幅の狭いものや、大人が子どもと一緒に乗れるよう幅の広いものなど、いろいろなタイプのブランコが選べるとよい。

イラスト:「ブランコ」
イラスト:「ブランコ」あやかちゃん
前のページへ戻る