地域に根ざした“インクルーシブ”の在り方

インクルーシブな遊び場の整備についてご相談を受ける際、いつもその公園の全体像や利用のされ方、周囲の幼稚園や保育園、学校や施設、そのまちの背景や歴史などをできるだけ調べた上でミーティングにのぞみます。

最近は減りつつありますが、数年前は「インクルーシブ公園」=「障害のある子ども(主に肢体不自由児)のための易しい遊具を置くこと」という偏った捉え方をされることが多く、地域の実態や住民のニーズよりまずは形から入ろうとする風潮に焦りを感じてきました。

「インクルーシブ」といえば障害のある人に焦点が当たることが多いですが、本来は一人ひとりの違いにかかわらずすべての人を包み込もうとする考え方。
地域の公共資産である公園において、これまで遊び場を利用できなかった子どもたちにその機会を保障するのはもちろんのこと、それぞれのまちに合った「インクルーシブ」の形があるはずです。

幸い、各地で自分たちらしいインクルーシブ公園の在り方を模索する動きが広がっており、今回「コラム特別編No.08」でご紹介する三重県伊勢市の「みんなの公園つくり隊ise」さんもその一つです。
熱意あふれるインタビュー記事をぜひご覧下さい。